東洋医学の「気・血・水」は体のコンディションを支える基本要素
更年期の不調を理解するためには、東洋医学の基本である「気・血・水」のバランスを知ることがとても役立ちます。
言葉だけだと少し分かりにくいので、蒸気機関車に例えてみましょう。
体の仕組みを機関車に置き換えると、とても直感的に理解できます。
① 蒸気=体を動かすエネルギー 気(き)
蒸気機関車は、水を熱してできる蒸気の圧力で車輪を回します。
東洋医学でいう 気 は、この「蒸気」と同じです。
• 体を動かす力
• 体を温める力
• 活動するエネルギー
気が十分あれば、体はスムーズに動きます。
気が不足すると、蒸気が弱い機関車のように、疲れやすくやる気が出にくくなります。

② 蒸気の元となる水= 水(すい)
機関車は水がなければ蒸気を作れません。
東洋医学の 水 も同じで、
• 体の潤い
• 体液(血液以外)
• 関節や皮膚を潤す力
を意味します。
水が不足すると蒸気が作れず、体もカラカラに。
更年期でよくある「のどの渇き」「ほてり」「乾燥」などが、この状態です。

③ 車内を巡る油や液体= 血(けつ)
蒸気機関車には潤滑油や車内を巡る液体があります。
これは東洋医学の 血(けつ) に似ています。
• 体に栄養を運ぶ
• 肌や髪を潤す
• 心を安定させる
血が不足すると、車輪がギシギシするように筋肉や関節がこわばり、心も不安定になりがちです。

バランスが崩れるとどうなる?
蒸気機関車のどれかが不足すると動きが悪くなるように、体でも「気・血・水」のどれかが足りなくなると不調が出ます。
• 水不足 → ほてり・乾燥
• 血不足 → 冷え・こわばり・不眠
• 気不足 → 疲れ・むくみ・息切れ
更年期は、このバランスが揺らぎやすくなる時期です。
自分の状態をチェック
• 乾燥・ほてり → 水が不足
• イライラ・のぼせ → 気が多すぎて沸騰
• 冷え・疲れ・むくみ → 気が不足
• 不安・眠れない → 血が不足
まとめ
• 気=蒸気(エネルギー)
• 血=潤滑油(栄養・心の安定)
• 水=蒸気の元になる水(潤い)
すべてそろって初めて、体はスムーズに動きます。
更年期の不調を感じたら、まずはどの部分が不足・過剰なのかを意識してみると、ケアがグッと分かりやすくなります。
コメント